ご利用のメリット
HOPEオフィス本町では、大阪の本町駅のビジネス街のど真ん中で数少ないオフィス系のB型施設を運営しています。 当施設の一番の特徴は、障がい者雇用を推進しているホープ社会事業協同組合の組合員に運営会社が加盟している関係で、同組合のA型施設と同じ事務所の中の隣接した場所で施設が運営されている点です。
そのため、工賃作業も、組合の業務の中における経理伝票の仕訳のお手伝いなど、様々な連携業務が対象になることもあります。 ある意味で日々、組合のA型施設の場所に近いところで実習のような就労訓練ができる施設となっています。 将来、組合のA型施設の就労を目指される方で、組合の仕事に関心があってご利用になる場合は、他施設に比べて実習面で有利な場所にあると思います。
また、組合のA型施設の業務に関心がない場合や関心があっても能力的になかなかついていけない場合でも、通常のオフィス系のB型施設として、地下鉄の御堂筋線の本町駅から徒歩2分のオフィス街にある通所しやすい施設としてご利用いただけます。
HOPEオフィス本町のB型施設に通所いただく中で、次のステップとして自立した就労生活が可能な施設の利用を目指されることを願っています。 その面で1万円から2万円のオフィス系の業務の工賃収入を魅力的に感じて頂けることも多いようです。 利用される方の中に、行政からの生活の保護的な支援、家賃の支援を受けられる方もおられます。
その場合は、月15~16万円程度の収入が得られ、持続可能な生活がおくれる就労支援の機会が提供できるように努力しています。
なお、B型施設に通いながら、大手企業の特例子会社や中堅企業の就職のお手伝いも行っています。 就職後に自立した就労生活をすごしていただくために、数万円の障害年金を加え、月20万円ほどの収入が得られる生活も目指して頂いています。 ただ、B型施設の就職活動の中で、なかなか条件面でうまく相手企業とマッチングができない場合もあります。
その場合は、人事待遇面で一般企業の就職条件をそん色がない隣接するホープ社会事業協同組合が運営されているA型施設や組合への就職をお手伝いするケースも考えられます。 同組合への就職を目指される場合は、一定期間の実習体験を通じて業務に慣れ親しんで頂き、自分の仕事への適性をチェックして頂きながら、面談、採用の手続きを慎重に進めるような配慮をおこなっています。
ホープ社会事業協同組合の採用時の就労条件は、週30時間(日当たり6時間)の福祉職員の場合、額面で13万円程度の月収が得られ、雇用保険や労災保険への加入だけでなく、組合の社会保険にも加入できるようになっています。 さらに交通費が実費(上限あり)で支給されています。
当施設の障害福祉事業の方向性について
当施設は、ホープグループの障害福祉事業の施設の中に所属し、B型での就労訓練サービスを通じて、障がいをお持ちの方が、就労生活の中で身に着けた優れたノウハウやスキルを有効に活用されて、同じ会社や職場の障がいをお持ちの方が生き生きと活躍できる事業を構築することを目指しています。
グループの目指す方向性である「障がい者の障がい者による障がい者のための自立、充実した就労生活の提供を目指し、その実現にために様々な優れた収益事業を生み出すこと」を具現化するためにHOPEオフィス本町でのB型の事業の運営をおこなっています。